大腸の内部の状態をくっきりと映し出してくれる「内視鏡検査」とは一体?

内視鏡検査と内視鏡超音波検査

内視鏡検査は、大腸の内部の状態を詳しく映し出してみる検査。病変の一部を採取して調べたり、ポリープを切り取ることもできます。超音波の機能を加えた検査では、がんの進行度を見ることができます。この検査が具体的にどういったプロセスで進んでいくのか、チェックしてみましょう。

内視鏡検査で肛門から盲腸まで、大腸の内部を観察

大腸の内視鏡検査は、肛門から内視鏡(ファイバースコープ)を挿入して、大腸の粘膜の状態をモニター画面に映し出してみる検査です。内視鏡は、細くてよく曲がる線維を束ねた、柔らかいチューブのような器具の先端に超小型の日でカメラとライトをつけたもの。大腸で使う内視鏡は、長さが1.4m程度で、直径が10mm前後です。たとえ大腸が2mあったとしても、大腸をたたみながらスコープを挿入していきますので、盲腸まで届いて全体を見ることができます。

検査のプロセス

検査はほぼ1日かかるので、前もって予約をしておきます。心筋梗塞、緑内障、前立腺肥大がある人は通常の検査で使用する抗コリン薬という町の動きを抑える薬が使えない場合があります。また、他の病気で服用している薬に検査の支障になる成分が含まれる場合は、数日前から服用を中止する薬もあります。検査前日までは、なるべく消化の良い食事にして水分を多く取り、大腸をきれいにするよう心がけます。便秘のある人は前日寝る前に下剤を飲むよう指示されることもあります。検査当日はまず町の中を空っぽにすることから始めます。以前は浣腸をすることもありましたが、現在は腸洗浄剤を2Lほど飲んで、腸の内容物を出すようにします。便が透明に近くなるまで、何回かトイレに行きます。

この作業はほぼ午前いっぱいかかります。そこで時間を短縮するため、予め自宅で下剤を飲んできれいにしておく場合もあります。実際に内視鏡を入れるとき、患者さんはベッドに横になります。肛門の部分に穴が空いた紙製のパンツを履くのが一般的です。内視鏡を入れたら次に空気を入れて大腸を膨らませます。こうすることで腸のヒダの隅々まで観察することができます。検査時間はだいたい15~30分程度ですが、ポリープが見つかれば切除することもあり、また病変があって良性か悪性か判断がつかない場合は、組織の一部を採取して顕微鏡で診断する場合もあります。このような時はもう少し時間がかかります。

内視鏡検査はどんな時に受けるのか?注意することは?

内視鏡検査の注意点

内視鏡検査では、直腸指診ではわからない大腸の奥の部分まで鮮明な画面に映し出し、目に見える範囲であればどんな小さな病変でも発見することができます。さらに、病変の一部を採取して調べたり、ポリープを切り取ることもできます。単に観察するだけでなく、錨地ふが雨滴診断やポリープの摘出さえできるのです。こういった点は、病変の影しか見ることができない注腸X線検査よりもかなり優れたところです。しかし、検査にかかる時間や費用を考えると、全員が内視鏡検査を受けることは非現実的です。

内視鏡検査の効率的な受け方

現在、欧米では大腸がんの検査については次のように考えます。肛門から1mまではがんやポリープが多発する部分なので、内視鏡でしっかりと検査をします。このくらいの範囲なら、時間は10分くらいで済みます。残りの部分は、後日注腸X線検査でフォローします、つまり、内視鏡で検査する範囲(肛門から50cmくらい)にポリープがなければ、それより奥にはがんやポリープはないと考えられるので、注腸X線検査くらいの精度で調べておけば十分と考えられるのです。しかし日本では、近年大腸内視鏡の普及と技術の進歩により盲腸までの全大腸内視鏡検査が広く行われており、大腸精密検査の第一選択になってきています。なお、内視鏡検査を受ける場合、幾つか注意点があります。

内視鏡検査の注意ポイント

内視鏡検査は痛みを伴う検査と言われてきました。それは内視鏡を入れるときに、腸管が過剰に伸ばされるためでしたが、危機が進歩し、取り扱う技術も向上して、以前と比べれば苦痛もずっと少なくなりました。それでも人によっては苦痛を感じる場合があるのも確かで、そう言った苦痛を避けるために軽い麻酔をかけてもらうのも一つの方法です。ただし、麻酔をかけると内視鏡が腸の壁に当たっても痛みを感じないため、医師の方はそのまま操作を推し進めてしまい、腸壁に穴が開いてしまうことが稀にあります。腸壁に穴が開くことは、内視鏡検査の最も重大な合併症です。

内視鏡超音波検査でがんの進み具合を知り、治療方針を立てる

挿入方針は通常の内視鏡検査と同じですが、内視鏡超音波検査では先端に小さな超音波発信装置をつけた内視鏡を使います。一般的な超音波検査が体の表面から超音波を当てるのに対し、内視鏡超音波検査は体の内部に直接超音波を当てることができます。そのため腸壁の構造や、腸の周辺がどうなっているのかを知ることができます。

大腸の壁は、粘膜層、粘膜下層、固有筋層、漿膜の4層からなっていますが、内視鏡超音波検査では、この4つの層の断面を超音波で描き出すことが可能になるのです。例えば、がん病巣が腸壁のどの層まで及んでいるか(深達度)を4つの層の断面を見ることで調べられます。深達度が浅い早期の大腸がんであれば、外科手術をせずに内視鏡を使って病変を切除する、体への負担が少ない治療方針が立てやすくなります。また、腸管の周囲のリンパ節までががんが転移しているかどうか、といったことを診断するときも有用です。内視鏡超音波検査は最近登場したものですが、特に直腸がんの治療方針を決めるときに非常に役立つ検査方法とされています。

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